特徴
製品粉末の品質が良好
粉砕乾燥装置では、水分率30〜85%の原料を、水分率5〜10%程度に乾燥します。
粉砕乾燥装置では30μm程度までの粉砕が可能です。
本システムでは、60−100℃程度の低温域で処理を行います。
このことが原料の品質を損なわない粉末の生産を可能にします。
又、温度の適正な制御により困難とされる粉末の滅菌処理を同時に行うことも可能となります。
ランニングコストが低い
粉砕乾燥装置では、原料は40m/sec程度の高速気流に乗って、粉砕機と旋回流動筒内を循環します。
粉砕機により粉砕された原料は表面積が極大化し、熱量を有する大量の空気と接触することにより、極めて短時間で乾燥されます。
投入された原料が乾燥粉末として回収されるまでの時間は20〜60秒程度です。
このように処理速度が早いことにより、動力費・燃料費は軽減されます。
原料によりランニングコストは異なりますが、概ね3〜10円/原料kgの範囲となります。
ランニングコストの比較は単純ではありませんが、従来の「粉砕機+乾燥機」の組み合わせでは、少なくとも20〜30円/原料kgのランニングコストを要します。
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